タイムレコーダーの機能の種類やあった方がよい機能とは
社員の労働時間を管理する上でタイムレコーダーを活用している企業は多いですよね。最近のタイムレコーダーは新しい機能が搭載されたりと、どんどん利便性も高まってきています。
これからタイムレコーダーを導入する場合や最新の機種に買い替えるにあたり、タイムレコーダーが持っている機能やあると望ましい機能について見ていきましょう。
タイムレコーダーについている基本機能
タイムレコーダーはスタッフの勤怠管理に役立つ機器ですから、多くの企業にてそれが導入されています。
様々なタイプのタイムレコーダーが販売されていますが、ほとんどのタイムレコーダーには、以下の機能が標準装備されています。
- カレンダー機能
- メモリー保持機能
- カード自動引き込み機能
それでは、それぞれの機能について見ていきましょう。
カレンダー機能
1年は12ヶ月ありますが、その月によって日数が異なりますし、うるう年の2月は通常よりも1日多くなります。
そういった日付を自動で判別してくれるのがカレンダー機能です。
メモリー保持機能
タイムレコーダーは電気で動いていますので、万が一停電が起こってしまうと設定が消去されてしまう心配があります。
しかし、このメモリー機能がついていれば現在時刻や設定を保持してくれるのです。
カード自動引き込み機能
カードを一定の位置まで挿入すると自動でカードを引き込んでくれます。
この機能がついていないと、カードを必要以上に奥に押し込んでしまうなど故障のリスクが高くなります。
タイムレコーダーについていたほうが望ましい機能
業種によって従業員の勤務形態が違いますので、それによって必要とする機能も異なってきます。
例えば、飲食店など深夜営業をしている業種では時間によって給与が変わってくる場合が多いですし、企業によっては残業手当てがつくところとつかないところがありますよね。
そんな時は時間帯別に集計してくれる機能があると、給与計算の手間を省くことが可能です。
また、サービス業や病院・介護施設など医療業界ではシフト制勤務を採用していますので、シフト対応の機能が付いていると勤怠管理や時間集計が楽になるでしょう。
それとともに、正社員やアルバイトなどのように雇用形態でグループを分けられる機能もついていると便利です。